最近のピアノ練習の巻

 

harnoncourt.hatenablog.com

こちらの日記の続きです。

ハノンの全調スケール・アルペジオは徐々にスムーズになってきましたが、まだ全盛期には及びませんので継続します。3と4の指のコンビネーションが不器用なため和声的短音階がもたついていたので、ピッシュナを少し練習しています。かなり効果があってだいぶ改善してきました。これも継続ですね。

月光ソナタ第三楽章は練習開始当初は本当に情けない状況でしたが、徐々になれてきて、特にピッシュナと、後述するショパンエチュードop.10-1を練習するようになってからスムーズに弾けるようになってきました。12年前に初めてこの曲に取り組んだときと同じ程度のレベルに戻ってきた感があります。

ショパンエチュードop.10-1は、右手を広げるために取り組みました。昔から取り組もうとしては「全然無理だな」と思って諦めていたのですが、無理して弾こうとするから無理なのであって、無理のないように心がけたところ、最後まで音を拾うことが出来たので、毎日少しずつ練習しています。これを弾くようになってから、月光第三楽章のアルペジオ関係が安定してきました。思わぬ副次効果ですね。

ということで、現在も毎日30分~1時間程度の練習をしています。もう少し増やしたいところですが、あまり根を詰めないようにしようと思います。上腕部の屈筋が盛り上がってきたのでいい傾向だと思います。

単音系の練習ばかりしているので、重音やオクターブの練習もしたいですね。月光第四楽章の第二主題の素早いオクターブ移動が不正確でミスタッチが多いのです。12年前はこんなミスはしなかったので、何が問題なのかきちっと把握して改善していきたいです。

ベートーヴェンの後期ソナタ(30~32番)が弾けたら御の字かなあと思っていますが、その前にシューベルトソナタ21番に取り組みたいですね。長いんですが、月光第四楽章の長さが以前ほど苦にならないので行けるのではないかと思ってます。