春秋社から刊行されている井口基成校訂版のショパン集が大幅に改定され10月に発売になるそうです。
エチュードの解説の一部を見ることができますが、「別れの曲」の中間部で版によっていろいろ異なるフレーズであえてミクリ版やパデレフスキ版に準拠したものを選択するなど、ウィーン原典版やナショナル・エディションのアンチテーゼのようなコンセプトが見えると思いました。全8巻のすべてが10月に刊行されるということなので、とりあえずエチュードを買ってみようと思います。入手したらまた報告します。オタマジャクシが大きくて老眼にやさしい楽譜だといいなあ。
最近ショパンはナショナル・エディションで、その他はなにもかもヘンレ版で弾いているんですけど、老眼にやさしいからですw