ピアノレッスンの巻

相変わらずテンペストの第三楽章です。フォルテの音色は良いけれど、弱音の音色がイマイチと指摘されました。原因は、弱音時に手首が浮く傾向にあり、タッチが浅くなるためです。浅いタッチで弾きながら音価・音質を揃えるのは極めて難しいため、タッチの深さは一定のまま打鍵速度の変化で強弱表現した方が良さそうです(これは以前にも書いたような気がする)。いずれにしても、もう少し弾き込めば説得力をもった演奏になりそう。
というわけでテンペストも終わりが見えたので、先生お得意の「それで次は何を弾くの?」攻撃が開始されました(笑)。ソナタアルバム2に収録された曲は全部やっておきたいのでベートーヴェンの月光と、モーツァルトのK.333(変ロ長調)のソナタを提案しました。ただどちらも譜読みはラクなのでほぼ初見で弾けそうな気がします。特に月光は「このように弾こう」という演奏設計が自分の中ではすでに完成しているため、単なる指の練習曲になりそうな予感がします。それもどうかと。しかし基礎力を上げたいので何かエチュードやった方が良いという話もあり、そのために月光ソナタというのは悪い選択ではないと思ってはいるのですが。