ルパンのBlu-rayはフィルムグレインが強い?の巻

マモー編とカリオストロの城のブルーレイが出たので買ったのですが、イマイチ画質が良くありません。フィルムグレインのようなノイズ成分が盛大に乗ります。カリオストロでこの程度だとすると、ブルーレイ化する価値がありそうなのは1984年以降の大判セル使用劇場作品に限られそうです。
85年までの作品だと、70mmフィルムを使ったヤマト完結編*1は別格として、ビスタ用のセル*2を使ったナウシカ、同じく大判セルでDVDでは潰れまくるほどの細かい描写のマクロス・愛おぼえていますか、この3作品はブルーレイで見てもいいかもしれません。あと個人的にはカムイの剣を観たい(笑)。しかし例えばうる星やつらビューティフル・ドリーマーとかは、たぶんブルーレイで見てもあまり変わらないと思うんですよね〜。アニヲタはVHS→LD→DVDとメディアが変遷するごとに同じソフトを購入しちゃったりしがちですが、ブルーレイ+HDテレビだと映画館で観るより高解像度に思える時もあるので、このあたりが潮時かなと思いました。
最近の番組はHD制作が普通になっているようなので、最初からブルーレイで出して欲しいですね。実はケータイ捜査官7のブルーレイが出てると知ってテンションが上がってしまった私です。あんな子供向け番組に熱中してるなんてちょっと恥かしいんですが、職場で私より年上の人がやっぱりハマってるのを見て、特撮ヲタの心をくすぐる何かがあるんだと確信しました。スタッフやゲスト出演者がムダに豪華なのもポイント高いです。いまのところのベストは、押井守さんのやった「温泉卓球編」です。まるっきり「イノセント」でした(笑)。

*1:セルも破格のB4サイズ。でかいでかい。

*2:4:3のTV画面用セルより一回り大きい