いろいろ編曲厨の巻

複数の人からリクエストをいただいているデスラー襲撃

とりあえず冒頭だけ作ってみて、MIDIで鳴らして確認したところ、いけそうな感触を得ました。
ピアノデュオにした方が制約がなくなってラクなのですが、「弾いてみたい」と言ってくださるかたもいらっしゃるので、連弾にしようと頑張っているところ。
あと半音階は自分の限界を突破したスピードで、ぶっちゃけ弾けなくてどうしてくれようと思っていたんですが、基本を無視して4321-321-4321-321という運指にしたら弾けてしまったので、この指使いを記譜しようと思います(汗)。
4321-321を弾きながら、手首の旋回を利用して指先を鍵盤の奥に運ぶのがポイントです。要は、難所の4321が弾きやすいポジションに、できるだけ自然な形で手を移動させてあげればよいのでした。最後の321で通常の位置に引き戻します。

ところで、「ラ・ド・シ・レ・ド・ミ・ファミレド」のパッセージが聞き取れなくて苦労しました。「ラドシレドミ」はわかるんだけど、そのあとが「ギコギコ」としか聞こえない(笑)。低音部の音感の悪さが恨めしい。
以下に原曲をご紹介。

さらば宇宙戦艦ヤマト」版

宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」版*1

初出は「さらば」で、こっちの方が演奏が気合い入ってるように思います(テンポも若干速い)。なおドラムは村上ポンタ秀一さんです。なんか、もうね(笑)。
自分はもちろん「さらば」のバージョンでアレンジしているので、半音階が高いところから始まります。でも耳コピは聞き取りやすい「新たなる」のほうでやってます。
高速16分音符の弦楽器パッセージがクセモノです。原曲では、冒頭のコントラバスなどもすべてデタシェ*2で弾かせています。自分はレガート&カンタービレな奏法の練習ばかりやってきたので、速いパッセージのデタシェ表現≒ノンレガート奏法が難しく感じます。手首の位置を高くして、鍵盤の上1センチくらいから打鍵するつもりで弾くと、それっぽくなりますね*3。手首を沈めて、鍵盤上に指をおいた状態から打鍵すると、雰囲気が出ません。

ちなみに、きのう〜きょうのメインはこれでなくて、ヱヴァQの編曲です。
相変わらず左肩〜腕が痛くて、ちっとも進みません。

*1:ヤマト2199に登場するのはこちらのバージョンに近いです

*2:1音ずつ弓を折り返す奏法

*3:実は昔はこういう奏法で弾いていて、レガートが超ヘタクソな子供でしたw