MOTU Digital Performer をがんばって使っているの巻

自分がDTMで音楽を録音するときはいつもDominoというMIDIシーケンスソフトで作り込んで、それをDAWDigital Performer(DP)にインポートしてオーディオを録音&ミックスして、Ozoneでマスタリング、という極めて古典的なウォーターフォール式のワークフローなのですが、ソフト音源の導入に伴いDPでの作業比率を上げております。

DPは無印Performerの時代から打ち込みがしやすいDAWなので、Dominoとほとんど同じ感覚で打ち込みができます。あと手弾きでどうしてもバラツキが出るデュレーション(打鍵の長さ)やベロシティ(打鍵の強さ)の修正がDominoよりしやすく、かゆいところに手が届く感じです。このあたりは無印Performerの頃より操作性が良くなっています*1

UVIのオーケストラ音源を導入したことは先日書きましたが、iZotopeのセールでセット品として購入したR4というリバーブも使い始めました。いずれはREXICONのリバーブを買おうと思っていたのですが、このR4で十分ではないかというほど質が高いです。極めて解像度が高くスムーズな残響音を手軽に得ることができます。プリセットが多く、適当に選ぶだけで良いのですぐ使えるのもうれしいです。UVIのソフト音源のサウンドは、素の状態だとドライで機械的なサンプリング音ですが、コントローラを使って波形を揺らしつつR4を通すと急に生っぽいサウンドに変貌します。おもしろいです。

*1:無印バージョン4の頃は1音ずつ数値を修正することが多く、とても手間がかかった