劇場版 鬼滅の刃 無限列車編のアバンタイトル曲を演奏してUPしましたの巻

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鬼滅無限列車編のアバンタイトルの曲は「炎」のアレンジだということは誰でもわかると思いますが、映画を見ながら劇伴を耳コピするのは至難の業でした。しかし、鬼滅の刃オーケストラコンサート~鬼滅の宴~のアンコールでこのアバン曲が演奏されたので、これ幸いと採譜して演奏しました。

この程度の長さの曲であれば、主要な音を拾うこと自体は全然難しくないです(さすがに慣れました)。しかし演奏表現がとても大事で、なにしろ映画を見た人はみんな知っている曲なのですから、フレージングやデュナーミク(強弱変化)まで丹念に聞き取って、できるだけ詳細に採譜しました。そのスコアを元に、自分が指揮者になったつもりでDTMでオーケストラを演奏させるという行為にチャレンジしました。パーカッションが8種類もあって空間処理などが大変でしたが、想定したよりうまくできたと思ってます。

弦楽器群のクレシェンドやディミヌエンドのタイミングを合わせるのが難しかったのですが、やりたい演奏のイメージが固まっていなかったのが最大の原因で、いろいろ試行錯誤したので時間がかかりました。具体的な音が頭の中で鳴っていないとだめですね。

 

※使用した音源など

・弦楽器:Cinematic Studio Strings
金管楽器:Cinematic Studio Brass
木管楽器:VSL Woodwinds
・打楽器:Hans Zimmer Percusstion Pro(ティンパニ、大太鼓、スネア)、VSL Syhcnron'ized Special Edition(グロッケン、シンバル、ウインドチャイム)、Toontrack Superior Drum 3(カバサ)、EW QLSO(鈴)
・エフェクト:2CAudio B2(空間系)、iZotope Neutron 3(EQ)
・マスタリング:iZotope Ozone 9 Adv.
DAWMOTU DP 10

※ポイント
オーケストラの後ろの方にある楽器は、奥の方で鳴っているようにサウンドメイクしています。Hans Zimmer Percusstion Proのようなマイクを選べる音源だと距離感の演出は容易です。VSL Woodwindsはオンマイクで残響のないサウンドなので、EQでハイをカットした上でVienna Instruments付属のエフェクト(リバーブ)で奥行きを与えています。

※今後の課題とか
Cinematic Studioシリーズはベロシティでアタック速度やレガートのニュアンスが変化するんですけど(ベロシティスイッチといいます)、段階的変化なのでどの程度のベロシティ値でスイッチするのか探りつつやっていて時間を要しました。ちゃんと調べましょう。

B2はとても重いプラグインです。でも アンビエンスがすごくリアルなので気に入りました。VEPでインスタンス金管木管・弦・打楽器の4グループに分けているんですが、木管以外の3つのインスタンスに1つずつB2を入れてしまったのでかなりCPUを食ってしまいました。インスタンスのバスをまとめる方法を検討しましょう。