翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~ 感想の巻(ネタバレあり)

ストーリーの重要な骨格が「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のオマージュになっていました。さらに他にもヤマトネタが入ってきます。しかし事前に察知できなかった。そもそもタイトルにさらばヤマト要素(主題歌である「ヤマトより愛をこめて」からの引用)が入っているのに。なんたる不覚!

もちろんオマージュやパロディはヤマトにとどまらず。
ご当地ネタはもちろん、鉄道関係やネズミーランド、映画音楽などはもちろん、自分がオマージュだと認識できない要素も間違いなくてんこ盛り状態で、実に情報量が多いエンタメになっていました。

この方式ならいくらでも続編が作れると思います。しかし宇宙戦艦ヤマトシリーズも「さらばヤマトでやめておけばよかったのに」と言われましたので、翔んで埼玉も今回でおしまいにするのが綺麗ではないかと思います。

第一作に出てきたキャラのその後が気になるよね?
ということで作られたのが、さらばヤマト以降の続編ですが、蛇足だと思います。