ピアノ部屋の湿度管理についての巻

スタインウェイを購入して初めての冬ということで、温度や湿度の管理について書きます。基本的には湿度40~50%を維持していますが、温度との関係もありそう、という話を書きます。

ピアノが届いたのは6月下旬でした。昨夏は蒸し暑く、晴れていても湿度は50~60%ありました。冷房を入れるとさらに湿度が上がってしまうので、10月中旬までは除湿機が稼働していて室温25度、湿度50%をキープしていました。室温が25度をキープできていれば、湿度が上ぶれしてもあまり影響ないように感じました。

スタインウェイに限らず、ピアノは一般的には人間が乾燥していると思ったら乾燥していて、人間が蒸してると思ったら蒸しているという話です。なので人間が快適ならピアノも快適なはず。

11月は特に何もしなくても湿度40%台をキープできていたのですが、12月に入ると乾燥する日が出てきて、人間様の肌もカッサカサに乾燥するようになったので加湿を開始しました。室温は20度前後をキープしています。この気温だと湿度50%ではジメッとしている感覚があり、35%を切ると乾燥していると感じます。42%~43%がちょうどよいです。かなり微妙ですね。

それで、たまに加湿が行き過ぎて50%くらいになることがあるんですけど、如実に音色が曇って鍵盤が重くなることがわかりました。曇った音もけっこう好きです(笑)。しかしなにしろ鍵盤が重くてつらいので、改めて湿度管理には注意しようと思った次第です。