今年も終わりの巻

本年最終更新(の予定)です。今年はブログを備忘録がわりに使っていたので割と記事数が多かったと思いますが、プライベートな話題が多くリアルで会ってない皆様には意味不明なことばかりだったのではないかと反省もしています。ま、いいよね。
それよりも、「音楽図鑑」のサイトの方からいらしてくださる方がとても多く、そちらの方を全然更新してないのが心苦しいです。今年後半はサイトの更新を頑張ろうと思っていたのですが、英雄ポロネーズの練習が大変でそれどころではなくなってしまいました(汗)。
あと、これはどこにも書いてないのでいま書きますが、自分はピアノを弾きたいのではなく、ただ音楽を理解したくて、そのために弾いてるんだな、というのがよくわかった1年でした。もう少し平たく言うと、音楽学や美学的な観点で勉強したい、ということです。ここしばらく、ピアノのメカニカルな練習には全く価値観を見出せなかったですし、英雄にしても単に完成度を上げるだけの練習は苦痛でどうしようもなく、結局1週単位で解釈が変わっていくというちょっとありえない状況になってようやく面白くなってました。最後の1ヶ月くらいは本当に毎週演奏内容が変わっていたので、先生からは「ちょっと、何考えてそんなことやってるの?」「先週とまた違うし!」と呆れられました。ピアノレッスン20年目にしてようやく、「試行錯誤しながら演奏解釈の可能性を広げる」ということを体験した感じです(笑)。
というわけで、今年も1年おつきあいいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。よいお年を。