世界中でPat Metheny Groupが弾いてみたの巻

何度聞いても心が燃え上がる名曲。初めて聴いたときは「いったいどこに連れて行れていかれるのよ!」と大パニックでした。最後にもとに戻るんだけど、そのときにはもう盛り上がりすぎて何もいえない状態。変拍子がテーマのアルバムに収録されていて、この曲も11拍子(6+5)。ギタリストのバンドなのにギターソロがないwこれはDVDが出てるので買って欲しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=wMfqtIqWrTk
日本でのライブ演奏。聴衆も一緒に手拍子(日本だけの現象)。わたしも一緒に手拍子してます。開演前にみんな練習してるのです。
http://www.youtube.com/watch?v=rN11Aqr-DOI
オーケストラと共演。6:59のハープのグリッサンドw感動しちゃって笑い泣き。
http://www.youtube.com/watch?v=MQb4uvEvpxw
コピーしてライブで演奏する愛すべきバカたちw
http://www.youtube.com/watch?v=Xiy4_eNDe-o
キーボードのライル・メイズの左側にある白いシンセ(オーバーハイム)、こいつの音色が全編に流れていて(フワフワした音や、6:48からのメロディなど)、これが当時のPMGのサウンドを特徴づけています。このシンセ最近完全復刻したんだけど鍵盤つきがたった2ボイスで30万円、音源のみ4ボイスで40万と超ボッタクリ。8ボイス化したら80万。いまもトム・オーバーハイム氏がSEMユニットを1台ずつ手作りしてるらしいwシンセプラグインでも出ています。デモはこれ。ハンパないそっくりさんなので、本物の存在意義が怪しいです。
ピアノはMIDI化したスタインウエイなので、随所でシンセ音がふんだんに重なってこういうサウンドになっております。ピアノの上はローランドのJX-10で、笛っぽいメロディはこれをシーケンサで鳴らしています。これがライルのトレードマーク。最初はプロフェット5でやっていたそうな。ローランドのシンセを買うとこの音色と、パットのギターシンセ(GR-300)の音色が必ず入ってきます。SC-88でも入っていました。SC-55mkIIには入ってなかったので、SC-88VLにこの音色が入ってることに気付いたわたしは大喜びで矢野顕子の「愛はたくさん」のカラオケを作ったのでした。
ちなみにこの曲(First Circle)もコピーしようと思いましたが、パットのギターカッティングがすさまじいので断念。それと冒頭の2台アコギがまったく採譜できないのです。2フィンガーの要領で弾けばいいのだろうけれど、どうしても完全にコピーしたかったので。1999年にピアノレッスンを再開した理由の1つは、これをきちんと弾きたかったからです(笑)。