27日の新宿ピカデリーと、28日のユナイテッド・シネマわかばの舞台挨拶に行ってきました。
ピカデリーの件はネットニュースにもなっているので割愛します。
ユナイテッド・シネマわかばの方は、舞台挨拶に立ったのが羽原監督と福井晴敏さんの二人だけということもあって、制作内情なども聞くことができました。13話は斉藤が第一艦橋にいて「どけ古代!俺が撃つ!」って割り込んで、キーマンが斉藤をブン殴ってから例の台詞になるという案も考えていたそうで「昭和だよね」と福井さんは言ってたんですが、なにそれ見たい、って感じでしたw
あと予告編でも出ている機動甲冑が外からヤマトを支える件は副監督の小林さんのアイディアだそうです。福井さん的には「機動戦士のあのシーンみたいになるから」(一同笑)という理由で躊躇したそうですが、旧作のセリフの回収もできるし、艦橋のメンバーだけでなく全員でヤマトなんだということをビジュアル的にも印象づけた名シーンになったと思います。
デザイン画が公開された時点では不評もあった機動甲冑の評価が、第四章の公開で180度変わったのが笑えます。福井さんは一貫して「機動戦士」「モビルスーツ」と自虐していましたが。枝松聖さんという方が機動甲冑のディテールアップ作画を担当していて、こまかな汚しやキズなど丁寧に描かれていますので、ブルーレイでご確認いただければと思います。素晴らしい仕事だと思いました。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第四章では、空間騎兵隊の駆る、二式空間機動甲冑の作画パートをお手伝いしています。3DCGのモデルが幾多の戦いを経ていることを感じさせる質感になっているので、作画でもその雰囲気を、というのが羽原監督からのオーダーでした。
— 枝松聖 (@EDAKIO) 2018年1月28日