ピアノソナタの難易度一覧メモ

  1. なし
  2. ソナチネ(簡単な部類)
  3. ソナチネ(ちょっと難しめの部類)
  4. モーツァルトK.545
  5. モーツァルトK.310(第二楽章は6)、K.311、K.331ほか。モーツァルトソナタは概ね5~6。
  6. ベートーヴェン 葬送(12番)、悲愴、テンペストシューベルト D.959(とても長い曲だが技術的にはこのへん)
  7. モーツァルトK.333、シューベルト D.960、プロコフィエフ5番
  8. ベートーヴェン 月光 (ベートーヴェンの初期・中期は大抵このランクより少しやさしい)、プロコフィエフ1番、2番
  9. ベートーヴェン 熱情、ショパン2番 (この辺から本格的に難しい)、プロコフィエフ3番、ラヴェル ソナチネ
  10. ベートーヴェン 30〜32番、ショパン3番、プロコフィエフ6番(特に第一楽章)、7番

音楽的なことはあまり考えず、演奏技術上の難易度に限定しています。あと、多少なりとも自分が弾いたことのある曲を並べました。難度8以下は全楽章弾いたことのある曲に限定してます。モーツァルトK.545は意外に難しいのでソナチネより1ランク上に設定して、これと月光ソナタを基準に前後を並べてみました。自分の属するランクより2つ以上高いものを弾こうとすると非常に苦労すると思います。例えば、レベル5に相当するモーツァルトトルコ行進曲は初心者でもなんとか手が出せる範囲と思いますが、大抵は音楽にならなかったりするわけで。私の場合だと、7=ばっちり弾ける、8=とりあえず弾ける、9=一生懸命練習してギリギリ、10=音符は拾えるがまだ音楽にはならない、という感じです。この表を他の曲にも適用して行くと、主要なピアノ曲の難易度を10段階にランク分けできると思います。例えばショパンならバラード4番=10、バラード1番=9、幻想即興曲=7、別れの曲=6などが暫定ランクになります。

※上記リスト以外で弾いたことがある曲
モーツァルト きらきら星変奏曲=6、ショパン 英雄ポロネーズ=8(意外と弾きやすい)、リスト ダンテを読んで=8以上9以下(意外と弾きやすい)、ブラームス ラプソディ1番、2番=7(1番のほうが少し難しい)、シューベルト 即興曲op.90-2=3、90-3=7

※2010年あたりに、8=ばっちり弾ける、9=とりあえず弾ける、というレベルに上がりました。急激には上達できませんが、こつこつ続ければ難度の高い曲も手が届くようになります。

追記(2018/8)
ラヴェルソナチネと、プロコフィエフソナタなどいくつか追加しました。ラヴェルソナチネはもっと低い難易度の見積もりをするのが一般的だと思いますが、自分は非常に弾きにくく感じます。